ブラックタイガーとは、黒いタイプの車エビのことだ。牛エビとも呼ばれ、東南アジアで大量に養殖されている。日本でも、浜名湖あたりに天然のブラックタイガーが生息しているが、日本では養殖していない。因みに、ブラックタイガーは黒い縞のネコを指すこともある。英語でエビは、プローン(prawn)と呼ばれ、小さなエビはシュリンプ(shrimps)、大きなエビ・伊勢エビはロブスター(lobsters)と呼ばれる。ブ...
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知ってるようで知らない 魚介類のこと記事一覧
エビ天は、天丼や天ぷら蕎麦の花形だ。とくに大きな車エビの天ぷらが乗っているのは、上等な天丼や天ぷら蕎麦だ。しかしそれだけ値段がはって、庶民にはおいそれとは手が出なかったりする。一方、ブラックタイガーやバナメイエビといった、輸入品の海老は、車海老ほど高くはなく、庶民の口にも入る値段だ。車海老って、なんでそんなに高いのか?というのが今回のテーマだ。
伊勢エビと言えば、結婚式の時に半身で出てくる、あのデカい海老だ。英語では、海老は大きさによって、3つに呼び分けられていて、伊勢エビはロブスターと呼ばれる大きさの海老だ。因みに、5センチくらいの小さな海老はシュリンプ。車海老のような15センチくらいの海老は、プローン。伊勢エビやオマール海老くらいの大きさの海老は、ロブスターという。ただし伊勢エビとロブスターは、厳密には別の海老で、食感も味も色々違う。...