クリームシチューは、鶏肉(あるいは豚肉)と、人参、ジャガイモ、タマネギなどの野菜を、牛乳やクリームで煮込んだ料理だ。このクリームシチュー、実は日本料理らしい。Wikipedia英語版のCream stewのページには、Place of origin : Japan(日本発祥)と載っているので、本当っぽい。因みに日本でシチューと言えば、ビーフシチューとクリームシチューくらいしか思いつかないが、英語で...
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人気メニューの秘密 肉料理記事一覧
シュクメルリは、グルジア地方(ジョージア)のクリーム煮込み鍋だ。骨付きの鶏肉をニンニクとバターとミルクで煮て、黒コショウで味を調えた料理で、非常に美味しい。ただ、ニンニクの臭いが強烈で、人と会う前に食べてはいけないという。シュクメルリ御膳、松屋で味わえる牛めしの「松屋」の一部店舗で「世界紀行シリーズ シュクメルリ御膳」として販売されており、クチコミで広まっている。松屋のシュクメルリ御膳を食べた在日...
ジンギスカン鍋は、羊の肉を専用鍋で野菜と一緒に焼いて食べる羊肉焼き肉だ。ジンギスカン(チンギス・ハン)と言えば、モンゴルの遊牧民をまとめ上げ、中国から中央アジア、イラン、東ヨーロッパまでにまたがる大モンゴル帝国を作り上げた皇帝の名前だ。だからジンギスカンもモンゴル料理かと思いきや、実は日本発祥の料理だという。もちろん羊は太古の昔から世界で飼われている家畜だし、羊肉も地中海沿岸から中央アジア、中国北...
カルビ、ハラミ、サガリと言えば、焼き肉の人気メニューだ。並カルビ、上カルビ、骨付きカルビなど、様々なカルビがある。でもカルビって、何のどこの肉なのか? カルビって何の意味?実は焼き肉は、別名「コリアン・バーベキュー」と呼ばれる韓国料理で、カルビは「牛バラ肉」を意味する韓国語(ハングル)だ。バラ肉は、「あばら骨に付いている肉」のことで、赤身と脂身が層になっており「三枚肉」とも呼ばれる。一方、ハラミや...
ハラミやサガリも、人気の焼き肉メニューだ。焼き肉店に行くと、必ずハラミやサガリを頼む人も多いはずだ。ハラミやサガリは軟らかい肉なので、とても食べやすくなってるし。ただ、ハラミやサガリは、スーパーの肉売り場には加工品しか並んでいない。生の骨付きカルビ肉やスペアリブは肉売り場に並んでいるが、生ハラミや生サガリは並んでいない。というのもハラミやサガリは「内臓肉(ホルモン)」に分類される肉なので、一般向け...
「モツ」や「ホルモン」などと呼ばれる内臓肉は、スーパーでは生の状態では売られていない。ハラミやサガリなど、焼き肉屋で人気の部位も、日本では生でスーパーに並ぶことはない。というのもハラミやサガリは内臓肉に分類されており、内臓肉独特の処理が必要だからだ。内臓肉はあまり高く売れない上、面倒な処理や処理施設が必要だから、焼き肉屋にはあってもスーパーにはないのだ。ではなぜ内臓肉は、普通の肉と扱いが異なるのか...
アロスティチーニは、ラム肉の串焼き料理だ。イタリアのアブルッツォ州の料理で、子羊で作った焼き鳥と言ったイメージだ。アブルッツォ州は、イタリア中部のアドリア海側(ギリシャ側)にある。イタリア半島の中程にあるが、ナポリ王国の一部であった時代があり、文化的には南イタリアになる。自然が豊かな州で、アブルッツォ国立公園は、ヨーロッパで5本の指に入る、美しい国立公園だという。結婚式などでライスシャワーのように...
チキンカチャトーラとは、イタリアの鶏肉煮込み料理だ。作り方は簡単で、フライパンで、鶏肉に塩コショウして焼き目を付ける。鶏肉を取りだした後、タマネギやピーマンなどの野菜を炒める。鶏肉をフライパンに戻し、缶詰のトマトとローズマリーを加える。ベイリーフや人参、赤ワイン半カップを加え、あとは弱火で1時間弱煮込むだけ。比較的簡単な料理で、家庭ごと、レストランごとに、レシピのバリエーションが非常に多い。