東京銘菓 東京土産 おとりよせ記事一覧

「ナボナ」は、亀屋万年堂のオリジナル商品だ。昭和生まれの人間には、読売ジャイアンツの王貞治選手が「ナボナはお菓子のホームラン王」とCMしていたことで有名だ。亀屋万年堂は、東京目黒の自由が丘の老舗和菓子店だが、ナボナは洋菓子だ。なぜ和菓子店なのに洋菓子を売り出したかというと、創業者がヨーロッパ旅行の際に見かけた菓子からヒントを得て、どら焼きを洋風に作れないかと考えたのだという。そしてできあがった商品...

人形焼きは、東京日本橋人形町を発祥とする和菓子だ。カステラ生地を金型で焼いた、一口サイズのお菓子だ。小倉あんをたっぷり入れて、ふっくら焼くのが人形焼きの特徴になる。明治の頃は、七福神の全身像を描いた金型が用いられていたが、現在は顔だけの型で焼かれている。顔のアップの方が、あんがギッシリ詰め込めて良いと言うことらしい。一方、浅草の人形焼きは、浅草名物の雷門などのモチーフで作られている。また名古屋や大...