希少糖(きしょうとう)とは
更新日:2020/03/09
希少糖(きしょうとう)とは、自然界に存在はするが、あまり生産されていない糖類のことだ。
キシリトール、エリスリトール、プシコースなどといった甘味料が、希少糖にあたる。
希少糖の種類
光学異性体の糖など。
L-グルコース、L-リボース、D-アロース、D-タガトース、D-プシコース
食品に含まれる甘み成分だが、わずかしか存在しない糖として、次のような物が挙げられる。
キシリトール、エリスリトール、ソルボース、アルトロース、タロース、イドース、グロース
ということで、このページでは、希少糖についてまとめる。
希少糖の特徴(1) 虫歯になりにくい
希少糖にも様々あるが、虫歯の原因になりにくいのが、キシリトールやエリスリトールだ。
キシリトールは、白樺などに含まれる糖類で、虫歯になりにくいと言うことで、ガムなどに使われてるね。
一方、エリスリトールは、醤油や味噌に含まれる糖アルコールで、メロンやブドウ、ナシなどにも含まれる甘み成分で、こちらも甘味料として販売されている。
エリスリトールは、体内に吸収されてもエネルギーとして利用されにくいため、ダイエット用甘味料としても使われている。
希少糖の特徴(2) 吸収されにくい、エネルギーになりにくい
エリスリトール、プシコースは、ダイエットに使われる甘味料だ。
エリスリトール(エリトリトール)とは
エリスリトール (erythritol)は、エリトリトールとも呼ばれ、醤油の甘み成分だ。
メロン、ブドウ、ナシなどにも含まれており、天然の甘みである。
エリスリトールの甘みは砂糖(ショ糖)に似ていて自然な甘みだ。
歯垢を分解する働きもあって、なおかつ、体内に吸収されてもエネルギーになりにくい。
エリスリトールは、ブドウ糖を発酵させることによって大量生産ができるようになったため、ダイエット食品などに使われる。
プシコースとは
プシコースは、フルクトース(果糖)と微妙に異なる構造をした糖だ。
甘みは砂糖(ショ糖)の70%前後だが、0.3%程度しかエネルギーとして利用されない。
そのため、肥満治療やダイエット目的で使われる。
インスリンの分泌を促したり、動脈硬化を抑える働きをするという報告もある。
プシコースは、フルクトースから生産することができ、さらにプシコースから他の希少糖を作り出す出発点でもある。
希少糖の通販
メタボ対策に期待されているプシコースはまだまだ大量生産が難しく、価格も高い。
そのため、一般のスーパーなどにはなかなか並ばないね。
これはエリスリトールも同じで、通販でないと買えない。
キシリトール 通販(楽天市場・広告)