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玉名ラーメンとは
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玉名（たまな）ラーメンは、熊本県玉名市で生まれたラーメンだ。
熊本ラーメンと言えばニンニクが特徴で、焦がしニンニクや揚げニンニクをスープに加えるのだが、玉名ラーメンはそれとはまた違っている。
というのも白濁した豚骨ラーメンに、卓上に置いてある焦がしニンニクをトッピングして食べるのだ。
また長浜ラーメンのような「替え玉システム」もあり、これも熊本ラーメンとは異なっている。
言ってみれば、長浜ラーメンと熊本ラーメンの中間点にある様なラーメンだ。
これは玉名ラーメンの歴史を見れば、納得がいく。
まず熊本にトンコツラーメンが伝わった発端は、久留米のトンコツラーメン発祥の店「三九」が、玉名に出店したことに始まるという。
三九の（玉名店の）ラーメンに感銘を受けたラーメン職人が、それぞれ独自にトンコツラーメンを作り始めたのが、熊本ラーメンの始まりらしい。
一方、玉名ラーメンは、久留米ラーメンをそのまま受け継いだ上で、焦がしニンニクをトッピングし、長浜ラーメンの替え玉システムを採用した。
そのため、いわゆる熊本ラーメンとは違って、長浜ラーメンに近い感じになっているわけだ。
スープにしっかりと揚げニンニクが入った熊本ラーメンが良いか、それとも焦がしニンニクをトッピングして味変を楽しむかは、好みの問題だから優劣は無いと思う。
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玉名ラーメン 動画で紹介
玉名ラーメン
