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鳥取牛骨ラーメンとは
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鳥取牛骨ラーメンは、鳥取県の米子市や境港市、倉吉市など中西部のご当地ラーメンだ。
その名の通り牛骨からとった出汁を使っており、牛脂独特のバターのような甘みがあるラーメンだ。
麺は中太縮れ麺で、具はモヤシ、ネギ、メンマ、卵、チャーシューなどが入れられる。
全国でも牛骨スープのラーメンは珍しい。
ただ鳥取では、明治時代から「牛馬耕」(ぎゅうばこう)につかう使役用の牛馬生産を行っていた。
牛馬耕とは牛や馬に鋤(すき)を引かせて田畑を耕す方法で、トラクターが普及する以前は農業に盛んに導入されていた。
その関係で牛骨がタダで手に入ったため、それを使ったスープが一般化したと言われている。
さらに牛骨は十時間以上煮ても出汁が取れるので、便利な材料として定着したと言われているが、定かではない。
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鳥取牛骨ラーメン 動画で紹介
鳥取牛骨ラーメン