卵の賞味期限 食中毒の3割は卵が原因

卵の賞味期限 食中毒の3割は卵が原因

卵の賞味期限は、冷蔵庫で2〜3週間

卵は物価の優等生だと言われる。

 

卵1コの値段は、40年くらい前と比べても、ほとんど値上がりしていない。

 

私が子供だった昭和40年頃は、卵は個売りで1コ20円前後だった。

 

スーパーマーケットができはじめた頃で、卵はまだ手売りで売っていたように思う。

 

卵をを何個か買うと、茶色い紙袋に入れて渡された。

 

それを割れないように持ち帰った。

 

当時の買い物カゴは袋ではなく、丈夫な籐のカゴが主流だったから、割れやすい卵を紙袋に入れても、カゴに入れれば大丈夫だったんだろう。

 

40年以上前は、肉は高価だし、卵もまだまだ貴重品で、病気のお見舞いに、卵をたくさん持っていく習慣もあったくらいだ。

 

それが今でも1パック(10コ)で、150〜300円くらいで売買されてるから、確かにほとんど値上がりしていない。

 

因みに、卵の賞味期限は、パック詰めしてから2週間だという。

 

ただしこれは、食中毒を引き起こすサルモネラ菌が繁殖してしまう期間で、卵の成分自体が劣化する期間ではない。

 

冷蔵保存であれば、1週間くらい過ぎても、十分に加熱すれば、食べることができる。

 

卵に含まれる硫化水素が抜けて、ゆで卵にはちょうど良い。

 


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卵は必ず火を通して食べないと、サルモネラ菌リスクがある

一般の鶏卵の賞味期限は、パックしてから2週間だ。

 

ただしこれは、サルモネラ菌による食中毒リスクを計算して決められているもので、「生食」の賞味期限だ。

 

これは、2週間以内であれば、生や半熟で食べても、食中毒を起こすリスクがほとんどないと言う意味だという。

 

なので加熱してたべるのなら、冷蔵庫で1ヶ月くらい置いてあった卵でも、普通に食べることもできる。

 

というのも、サルモネラ菌は、10度以上の温度で活動しはじめ、20度を超えると急激に増える。

 

なので10度以下で保存出来る冷蔵庫にずっと保存してあれば、理屈上、サルモネラ菌はあまり繁殖していないことになる。

 

しかしサルモネラ菌を持っている親鳥をゼロにすることは難しいし、サルモネラ菌が紛れ込むのを防ぐのもとても難しい。

 

いくら養鶏場や採卵業者の衛生管理がしっかりしていても、無知な運送業者や、スーパーの従業員が、卵を炎天下に放置しないとは限らない。

 

牛丼チェーンや弁当屋などでも、夏や秋には持ち帰り用の生卵は売らないようにしているが、それは自宅でも同じ話だ。

 

理論上は、25度以下で保存しておれば、3週間は問題なく食べることができるが、まあ正味のところ、賞味期限プラス一週間くらいってところか。

 

卵の消費期限(理論値)
卵の保存温度賞味可能日数(理論値)
10度以下で保存産卵後、57日間
15度以下で保存産卵後、43日間
20度以下で保存産卵後、30日間
25度以下で保存産卵後、21日間
サルモネラ菌の食中毒を避けるため、夏場は、生卵はとにかく避けること。

 

サルモネラ菌は、熱に弱くて、1分以上は加熱で滅菌出来るが、半熟卵を放置すると危険。

 

これはボツリヌス菌についても同じだ。

 


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