FSPは単なるポイントサービスじゃない

FSPは単なるポイントサービスじゃない

FSP(エフ・エス・ピー)とは

FSP(エフ・エス・ピー)とは、スーパーや百貨店、ドラッグストアなどの小売店がカードを使って行っている、顧客プログラムのことだ。

 

Frequent Shoppers Programの略で、大雑把に言うと、「お得意様に対するプログラム」だ。

 

購入金額や利用回数に応じて、景品や金券などを提供することで、顧客の囲い込みや客単価の上乗せを期待する。

 

というのもどこでも売ってる商品は、どこで買ってもよいわけだから、自分の店で買ってもらう理由が必要だ。

 

つまり「あそこで買えばポイントが付くから」「もう少し買えば景品がもらえるから」という購買動機を作るために、ポイントサービスを用意するわけだ。

 

こういったポイントサービス自体は、いろんなお店で昔からやっている。

 

たとえば薬局などで買い物したり、飲食店で食事をしたりしたとき、厚紙で作ったスタンプカードをもらい、500円ごとにスタンプを押してもらう。

 

そのスタンプカードがいっぱいになったら、何かもらえたり金券として使える。

 

街の小さなお店や飲食店でも、やってるところはやってるね。

 

なのでわざわざ「FSP」なんて言っても、お客さんの側からしてみると、以前からあるポイントサービスと、何がどう違うのかわからないだろう。

 

ところがこれが、お店側から見ると、これが全く違う話なのだ。

 


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FSPはスタンプカードと何が違うのか

スーパーやドラッグストアでやっているFSPは単なるポイントサービスではない。

 

見た目は、小さなお店でやっている、紙のポイントカードを使ったスタンプサービスと大差は無いが、全く違うものだと考えるべきだ。

 

というのも紙のカードなどを使った、以前のポイントサービスでは、お得意様(優良顧客)が何を買っているのか、データ的には全く分からなかった。

 

街の小さな飲食店や小売店であれば、常連客がいつもなにを買うかは分かるし、何を用意すれば良いかも分かる。

 

オーナー経営者も従業員も、お客さんとは十年以上の付き合いである事も多い。

 

しかしスーパーの規模になると、お客さんの数も数百人以上だし、従業員の入れ替わりも激しい。

 

そのため、どういうお客さんが、どういうモノを買っているのか、よく分からない状態だったのだ。

 

データとして分かるのは、どの商品が何個売れたかということだけで、そこから商品の品揃えが行われていた。

 

しかしFSPのポイントプログラムでは、カード会員の購入履歴を分析すれば、お客さんの購買行動がハッキリする。

 

お客さんの会員カードのバーコードを、買い物時にレジでスキャンすれば、会員番号入りの購入データが取れる。

 

なのでそれを会員番号ごとに集計して、データ処理をすることで、そのお客さんが、どういう商品やサービスを、どういう頻度で購入しているのかわかる。

 

地域コード別に分析すれば、遠くから買い物に来ているお客さんが、何を目当てに来ているのかも分かる。

 


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