全国の色んなおでん
更新日:2019/10/29
おでんも、日本全国で様々なバリエーションがある。
関東おでんでは、ちくわぶ、はんぺんなどが必須の「おでん種」だ。
一方、関西おでん(関東煮)では、代わりに牛すじ串やタコ足などが入る。
関西では、おでんのことを関東煮(かんとだき)と呼ぶが、ちくわぶ、はんぺんは入らない。
ちくわぶという種があることはテレビで知っていたが、私も40過ぎに上京するまで、一度も食べたことは無かった。
名古屋の味噌おでん 八丁味噌の茶色いおでん
名古屋のおでんは、八丁味噌ベースだ。
八丁味噌、三温糖、日本酒を入れた鍋で煮るため、鍋全体が茶色く見える。
おでん種の特徴としては、豚バラ肉ブロックや豚モツ煮込み、牛すじを入れるところで、他には大根、角麩、卵、黒こんにゃくなどが入る。
名古屋のおでんは、関西風の種も関東風の種も入れたりするため、お店によって種自体は様々だ。
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静岡おでん だし粉をかけて食べるおでん
静岡おでんは、黒はんぺんやナルト巻が特徴のおでんだ。
関東の濃口醤油ベースで、食べるときに「だし粉」と呼ばれる粉をつけて食べる。
だし粉というのは、イワシの削り粉のことで、B級グルメでおなじみの「富士宮やきそば」でも、味の決め手として使うね。
静岡おでんの材料としては、豚モツ、牛すじ、大根、ナルト巻、ゆで卵、結びシラタキ、結び昆布、黒はんぺん、焼きちくわ、挙げボール、さつま揚げなどを入れる。
金沢おでん ツブ貝やぎんなん串、車麩が特徴
昆布のだし汁ベースのおでん。
金沢おでんの特徴的な材料としては、つぶ貝や車麩、赤巻きカマボコ、ぎんなん串などがある。
また「カニ面」と呼ばれる、カニの甲羅にカニの身を詰めたモノが添えられるのも、金沢おでんの特徴だ。
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