タラバガニは、カニじゃなくてヤドカリ?
更新日:2019/11/12
タラバガニは、大きなサイズのカニだ。
タラバガニの大きいモノは、1メートルくらいに成長するので、水族館で見るとちょっとギョッとする。
大きいし、足も肉厚があって太いため、とても食べ応えのあるカニだ。
魚のタラ(鱈)が採れる漁場、つまり「鱈場(たらば)」にいるカニなので、タラバガニと命名されたという。
ただタラバガニは、生物学的には、カニの仲間ではない。
その証拠に、ズワイガニと比べて足の本数が2本少ない。
ズワイガニは、左右2本の爪と8本の足を持つが、タラバガニには2本の爪と6本の足しかない。
というのもタラバガニは、ヤドカリの仲間で、カニとはちょっと違うのだ。
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タラバガニは、塩ゆでや前進できるカニ
カニはヨコ歩きしか出来ないとされているが、タラバガニはヨコ歩きも出来るし前進も出来る。
ヤドカリの仲間なので、他のカニとは動き方も違うのだ。
タラバガニは、多毛類(ゴカイ)や貝などを食べて大きくなる。
小説にもなった「蟹工船」が獲っていたカニがタラバガニで、カニを獲った後、船内で缶詰めに加工していた。
タラバガニは、ぶっとい脚が魅力で、食べ応えもある。
しかしタラバのカニ味噌は旨くないため、流通過程で取り除かれたり、脚だけで売られていたりする。
タラバガニの仲間にアブラガニというカニもいて、タラバガニと偽装されて売られていることもあるので、注意が必要だ。
と言っても、素人には違いはよく分からないんだが。
夏が旬の花咲ガニも、タラバガニの仲間
タラバガニの仲間としては、花咲ガニがある。
花咲ガニとは、北海道の根室の花咲あたりで獲れるカニで、タラバガニより少しとげとげしている。
茹でると真っ赤な花が咲いたようになるため、地名と様子から花咲ガニという名前がついている。
大きさは、タラバガニと比べると小ぶりだが、爪がデカい。
花咲ガニ
花咲ガニは、夏場に獲れるカニで、私も学生時代の夏休みに北海道へ行ったときに、根室で食べた記憶がある。
花咲ガニは、昆布などを食べるので、エビに近い味がする様だ。
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