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白蒸しとは
更新日:2019/09/03
白むし(白蒸し)とは、「黒豆おこわ」のことだ。
「おこわ」とは、モチ米を蒸したモチ米ご飯のことで、小豆を使った赤飯おこわは、慶事のお祝いの席で食べられる。
それに対し、白蒸しはお盆や法事、弔事の席で出される。
法事や弔事で出される黒豆おこわは、北陸では「みたま」と呼ばれているらしく、法事の他にも新築祝い・上棟式などでも振る舞われるらしい。
上棟式(建前)で黒豆おこわが振る舞われるのは、赤飯だと「火災」を連想させるため、赤飯の代わりと言うことらしい。
法事や弔事、上棟式は個々の家の話だから、黒豆おこわに季節感はないのだが、お盆になると、スーパーに白蒸しが並ぶ事も多い。
私も京都のスーパーで品出しをしていたときに、「白むし、どこ?」と尋ねられて「白むしってなんだ?」と思った記憶がある。
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黒豆ご飯 作り方 動画