あんまきは、愛知・三河のスイーツ
更新日:2020/02/14
あんまき(あん巻き)とは、愛知県の三河(みかわ)地方の和風スイーツだ。
名古屋でよく売っているので、名古屋名物と思われがちだが、三河名物だ。
特に「大あんまき」は、愛知県知立市(ちりゅうし)の名物とされている。
また岐阜では、天ぷらおだまきという、あんまきを揚げた和菓子もあって、中部ではいろんなタイプのあんまきが売られている。
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あんまきは、ホットケーキミックスで家庭でも作れる
あんまきは、ホットケーキミックスと牛乳で簡単に作ることができる、お手軽和風スイーツだ。
粒あん(こしあん、白あんでも可)とホットケーキミックスを買ってきて、卵焼き器で四角いホットケーキを焼いて、それで粒あんを巻けば良いだけ。
そのため、ホットケーキミックスに抹茶を混ぜたり、胡麻を入れたり、様々なアレンジメニューが作れる。
コツとしては、ホットケーキミックスに牛乳を混ぜ、食用油を数滴加えること。
これで薄いホットケーキを焼いて、それであんを巻く。
また生地に米粉を使ったりすると、薄くて上品なあんまきができあがる。
一方、あんの方にも、様々なフルーツを入れたり、隠し味を入れることができる。
あんは、あまり甘すぎない方が美味しいので、甘さを抑えるようなモノを混ぜたりすると良いかも。
チーズを入れたチーズあん巻きとか、ナッツをいれたりするのも良い。
小田巻き・おだまきと呼ばれる様々なモノ
岐阜周辺では、あん巻きによく似た「おだまき」という和菓子がある。
あん巻きと、何が違うかというのはよく分からないが、おだまきという名前で売られている。
しかも、なんと天ぷらにした小田巻、「天ぷらおだまき」と言うのが人気だそうだ。
一方、関西で小田巻というと、「小田巻蒸し」と言う、うどん入りの茶碗蒸しを指すことが多い。
うどんを入れたらなぜ小田巻と呼ぶのかはよく分からないが、こちらの方がメジャーだ。
他にも、三角おむすび型の能登名物おだまきというのもある。
こちらは、小田巻器と呼ばれる和菓子用具を使って造る和菓子だ。
因みに小田巻器とは、モンブランを造るときに使うような道具だ。