このページの目次
ズコットケーキとは
更新日:2022/08/29
ズコットケーキは、イタリアのフィレンツェで生まれた兜型のケーキだ。
スポンジ生地を作り、それを帯状に切って、ズコット(西洋兜・頭巾)型にはりつけ、そこにホイップクリームやアイスクリームなどを詰めて作る。
16世紀のルネサンスの頃に出来たケーキだが、当時のイタリアでは、アイスクリームを作る技術が誕生していた。
でも電気冷蔵庫もない時代に、どうやってアイスクリームを作るんだろう。
実は当時のイタリアでは、硝石(硝酸カリウム)を水に溶かすことで急激に温度が下がることに気づき、氷や塩水に硝石を溶かすことで、クリームを凍らせてアイスクリームを作ったらしい。
氷菓は紀元前から存在していたらしいが、アイスクリームはルネサンス殻なんだね。
因みにガスを圧縮して冷凍する技術は19世紀初めに誕生していて、冷蔵庫やエアコンもこの原理でモノや空気を冷やしている。
広告
今売れてます!
広告
ズコットケーキの作り方
ズコットケーキは、ボウルにスポンジ生地で作った断片を貼り付けて、ドーム型に作る。
ドームの内側には、ホイップクリームなどで作ったフィリングを詰め、崩れないように中にもスポンジ生地で仕切りを入れる。
ドームを冷やして固めた後、ボウルから外して外側のデコレーションを行う。
ズコットケーキの作り方動画 その1
ズコットケーキの作り方動画 その2
市販の円柱型のスポンジケーキ生地と、フルーチェを使って作るズコットケーキ。
これは家庭で作るのには良い方法かも。