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炭酸せんべい、南部せんべい
更新日:2019/09/17
有馬温泉の「炭酸せんべい」や、青森県や岩手県の「南部せんべい」などのように、小麦粉から作る煎餅もある。
炭酸せんべいも、南部せんべいも、小麦粉を水で練って、それを専用の焼き型に入れて挟んで焼く。
そのため、薄いのが小麦せんべいの特徴かも知れない。
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炭酸せんべいの特徴
炭酸せんべいは、温泉の炭酸泉のお湯を使った薄焼きせんべいのことだ。
小麦粉、砂糖、重曹、炭酸泉水、(+α)を練って、それを焼き型で焼く。
兵庫県の有馬温泉や城崎温泉の名産品だ。
ただ温泉地には、炭酸せんべいとよく似た作り方のせんべいが色々あって、それぞれの地域の名産品になっている。
炭酸せんべいの色々
- カルルスせんべい
- 温泉せんべい(愛媛県・道後温泉)
- 磯部せんべい(群馬県・磯部温泉)
- 湯せんべい(長崎県・雲仙温泉)
炭酸せんべいの作り方 動画
炭酸せんべい 通販
南部せんべいの特徴
南部せんべいとは、青森県や岩手県で作られる小麦せんべいだ。
この地域は、古くから南部一族が藩主としており、その名前を冠している。
盛岡の南部鉄器も、南部氏由来のモノだね。
南部せんべいの場合は、八戸藩で作られたモノで、胡麻やクルミ、ピーナッツを入れたりする。
クルミというと、青森県の三内丸山遺跡では、縄文時代からクルミの木を植えて食べていた頃が分かっているから、意外に歴史は古そうだ。
また薄焼きの南部せんべい以外にも、厚焼きの「てんぽせんべい」もある。