ルビーチョコレートとは?
更新日:2019/11/13
ルビーチョコレートは、ピンク色の新しいチョコレートだ。
ルビーチョコレートは、2018年夏に販売が開始された新製品で、ベリーのような香りを持つ。
ピンク色をしているのは、着色料を使っているのではなく、ルビーカカオと呼ばれる品種を使っているから。
このルビーチョコレートを発明したのが、スイスのバリーカレボー (Barry Callebaut)社。
バリーカレボー社は、世界で流通しているチョコレートの、およそ4分の1のシェアを持つ多国籍企業だ。
カレボー社のホームページには、ルビーチョコレートについて、次のように載っている。
★カレボー ホームページより抜粋。
ダーク、ミルクに続いて、ホワイトが世に出てから約80年。驚くべき発見がルビーチョコレートです。
着色料もフルーツのフレーバーも入っていない、ルビーカカオ豆から生まれたチョコレート。
美しいルビー色、濃厚なフルーティーさ、フレッシュで酸味を感じる香りが特徴です。
ピンク色と、酸味と、香りを持つと言うことですね。
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ルビーチョコレートは、どうやって作られている?
ルビーカカオ豆内に天然に存在する独特な成分により、これまでになかったルビー色でフルーティーなチョコレートが生まれることを私たちのカカオのエキスパートが発見しました。
そして長年の研究結果の結果、この物質が豊富に存在するルビーカカオ豆を特定し、チョコレート製造過程における最適な加工方法を見いだしました。
ルビーカカオ豆はブラジル、エクアドル、コートジボワールなどカカオ産出国で育ちます。
カカオ豆がルビーカカオ豆かどうかは、種類や原産によって決まるのではありません。
カカオ豆にルビーカカオ豆の特徴をもたらし、ルビーの色と味を引き出す前駆物質が自然に存在するものがルビーカカオ豆なのです。
この文章からは、ルビーチョコレートの原料となるルビーカカオ豆は、品種改良で新しく作られた品種ではないようです。
また特定の場所でのみ、出来るカカオ豆でもないようです。
特定の環境で、特別に育てた特定の品種がルビー色になるらしく、だからこそ数カ国のカカオ農場で、ルビーカカオ豆が収穫できると言うことのようです。