ケーキって、実はロボットが作ってるって本当?
更新日:2019/08/20
スーパーのスイーツコーナーには、様々なケーキが並んでいる。
規模の小さな食品スーパーでも、5種類以上のショートケーキが並んでいたりする。
季節ごとに、様々な新しいケーキが登場し、しかも値段はお手軽のスーパー価格。
しかしなぜそんなことができるのか、考えてみれば不思議だ。
というのもケーキ作りは、シンプルなショートケーキでも、ホントに手間がかかる。
だから人手不足の昨今、そんなに安い値段では作れないはずだからだ。
しかもスーパーは全国に2万2,000店舗、コンビニも5万8,000店舗、ドラッグストア1万8,000店舗くらいあって、都合10万店舗くらいにケーキを供給しないといけない。
一体そんな大量のケーキ、どこで誰が作ってるのか?
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ケーキ作りの工程
ケーキ作りの工程は、スポンジの生地を作って焼き、砂糖や牛乳で、ケーキに塗るクリームを作るところから始まる。
焼いたスポンジをスライスし、間にクリームをキレイに塗って元に戻す。
スポンジの側面や上面にキレイにクリームを塗り、上面には飾りクリームも載せる。
さらにイチゴやフルーツなどのトッピングを施したうえに、ショートケーキサイズにカットして、1-2個ずつパックする。
考えてみれば、こんな面倒な行程がいろいろあるのに、なぜ安く大量に作れるのか不思議だ。
私も数十年前に、クリスマスケーキ作りのアルバイトで、スライスされたスポンジケーキの上下を、ひたすら並び替える作業をやっていたことがあるので、大量生産の大変さは分かる。
なのでスーパーで安くケーキが買えるのは、不思議でならなかったのだが、実は最近のケーキは、大半がケーキロボットによって作られたロボットケーキなのだ。
スーパーのケーキは、ロボットが作ってる?
近年、スーパーなどで売られているケーキの多くは、ケーキ工場のロボットによって作られている。
焼いたスポンジケーキをケーキロボットのラインに投入すると、自動的にスポンジがスライスされる。
さらに側面や上面にクリームが塗られ、デコレーションされる。
最後にショートケーキサイズにカットされ、シートで個包装されたあと冷凍され、箱に詰めてビニールコーティングされる。
ケーキを冷凍して箱詰めしビニールコーティングして保存すると、半年から一年は味を落とさずに保存できるので、これを必要に応じて出荷するわけだ。
ケーキロボットの動画
どんな感じに作られているかは、次の動画を見てもらえば分かる。
これを見ると、なんかもう、材料を調合してセットするだけで、そのあとは人手は殆ど使わないみたいだね。