モンテール
更新日:2019/08/19
モンテールは、エクレア、ロールケーキ、ワッフルなどの「チルドデザート」の洋菓子メーカーだ。
「小さな洋菓子店モンテール」というブランドで、スーパーやドラッグストアでスイーツを販売している。
モンテールという社名は、フランス語で「宝石職人」という意味だそうで、宝石のようなお菓子を作るメーカーということかな。
因みに、小さな洋菓子店モンテールと言っても、実際にはお店はない。
工場で作ったシュークリームやロールケーキを、スーパーやコンビニ、ドラッグストアに卸して売ってるのみだ。
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モンテールのスイーツの特徴
モンテールのスイーツの特徴は、生地やクリームが美味しいことだ。
美味しい生地やクリームを作るために、低温殺菌乳等の厳選材料を使っている。
低温殺菌牛乳とは、63度から65度で30分以上加熱殺菌した牛乳のことで、風味がよい。
風味のよい牛乳で、生地やクリームを作っているため、美味しい洋菓子が出来るという事らしい。
そして風味のよい低温殺菌牛乳を使うために、なんと生乳を酪農家から仕入れて、それを自社工場でジックリ低温殺菌しているというから、本格的だ。
多くのスーパーの売り場に、モンテールの洋菓子が並んでいるのも頷けるかも。
低温殺菌乳とは?
牛乳は、牛から搾った生乳を、殺菌してから瓶詰めにしたりパック詰めにする。
生乳は、牧場で採乳されるため雑菌が紛れ込みやすいし、栄養価が高いため雑菌が繁殖しやすい。
そのため、加熱殺菌してからでないと、牛乳や乳製品は販売できないのだ。
ただ殺菌に30分もかかると生産効率が悪い。
そのためスーパーで安売りされている牛乳は、高熱の金属プレートの上を通して130度に2秒保つことで、殺菌している。
これは「超高温瞬間殺菌(UHT法)」と呼ばれる方法だ。
このUHT法だと、牛乳自体が高温になるため、風味が飛びやすいし、熱に弱いビタミンも壊れやすい。
そのため近年は、72度以上で15秒殺菌する「高温短時間殺菌(HTST法)」で殺菌を行った牛乳も、流通するようになった。
20年以上前は、牛乳はスーパーの集客用商品で、どうしても安売りが必要だった。
しかし最近は牛乳の消費量自体がドンドン減っているため、時間を多少かけてHTST牛乳を作ってもよくなったって事かな。