イチゴのショートケーキ
更新日:2019/08/20
イチゴのショートケーキは、ケーキと言えば最初に思い浮かぶケーキだろう。
スポンジ生地に、白いホイップクリームでデコレーションが施され、真っ赤なイチゴがのっかっているケーキ。
スポンジ生地の材料は、小麦粉・鶏卵・砂糖・バター・バニラエッセンスだけ、デコレーションも生クリームと砂糖とイチゴだけ。
非常にシンプルで、日本中のケーキ屋さんには必ずといって並んでいるはずだ。
ところがこのスポンジタイプのイチゴのショートケーキは、どうも日本発祥のケーキらしく、欧米では珍しいようだ。
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ショートケーキの由来
ショートケーキ(shortcake)は、イギリス発祥で、16世紀の料理本に既に載っているという。
小さめの丸いスポンジ生地やビスケットでクリームをサンドし、イチゴなどのフルーツをあしらったのが、ショートケーキの元祖らしい。
アメリカでも、イチゴとクッキーやムースなどを使ったショートケーキが作られており、イギリスとはまた別の雰囲気のケーキらしい。
一方、日本でイチゴのショートケーキを広めたのは、洋菓子チェーンの不二家(ふじや)で、大正時代の事だという。
不二家のショートケーキは、スポンジケーキをスライスして、間に生クリームのホイップクリームとスライスしたイチゴを挟み、側面や上面もホイップクリームを塗った上にイチゴを乗せた、まさに王道の「ショートケーキ」だ。
因みに、ケーキは「薄く平たい固まり」のことで、形状を意味する。
いわゆる「ホールケーキ」のような形をしたのが、ケーキってことだね。
一方、「ショート」が何を意味するのかは、諸説ある様だ。
ショートケーキは短時間で作れるので、shorttime-cake という意味だという説もあるし、サクサクした生地を使っていたのでショートニング(さくさくの)という意味だという説もある。
イチゴのショートケーキ 作り方動画