冷凍ケーキ
更新日:2020/06/09
近年、冷凍ケーキやフローズンスイーツが、かなり普及した。
冷凍ケーキは衛生管理されたケーキ工場で作られているケーキで、スーパーやコンビニ、ドラッグストアといった、数量が必要な小売店で売られている。
といっても冷凍したままで売っているところは少なく、冷蔵庫で解凍された状態で売っている。
そのため、それが冷凍ケーキだと知らずに買っている人も多いかも知れない。
しかしスーパーやコンビニに並んでいるケーキの多くが、すでに冷凍ケーキで占められているのだ。
ということで、今回は冷凍ケーキについてまとめてみる。
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冷凍ケーキが普及したわけ
冷凍ケーキが普及した第一の理由は、冷凍ケーキが長期保存が可能なことだ。
というのも普通のケーキ屋さんで作る生ケーキは、日持ちしないことが多い。
日持ちしない商品は、需要と供給のバランスをとるのが難しい。
たくさん作って売れ残れば、利益は出ないし廃棄コストも嵩む。
売れなければ生産を減らさないといけないが、そうするとケーキ工場の稼働率が落ちて、コストばかり嵩む。
野菜や肉、魚と言った食品なら、価格は毎日変更できるけれど、ケーキなどのスイーツは、そうも行かないし。
そのため、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどと言った量販店では、なかなか生ケーキは扱えない。
第一、そんなにたくさんケーキが売れるわけでもないし。
一方、作ったケーキを冷凍して箱に詰め、ビニールパッキングすると、冷凍庫で1年くらい保存できる。
冷凍庫で長期保存できるのであれば、毎日生産調整する必要も無いし、ケーキ工場の稼働率も下がらない。
これは便利だと言うわけで、冷凍ケーキが普及したわけだ。
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冷凍ケーキの特徴
冷凍ケーキは、衛生管理が整ったケーキ工場で作られる。
普通にケーキを作って冷凍するのではなく、冷凍して解凍したときに美味しくなるように、研究されている。
水分量が多いと、解凍した後に型崩れしやすいため、冷凍ケーキは水分量が少なく濃厚なケーキになってることが多い。
この「濃厚なケーキ」も、冷凍ケーキが人気の理由の一つだろう。
冷凍ケーキの製造工程
ケーキの製造工程は、大まかに言うと、次のような感じになっている。
- スポンジケーキの生地を作って焼く
- スポンジケーキをスライスして、間にクリームを塗る
- ケーキの外周や上面にクリームを塗る
- 果物のトッピングやデコレーションを施す
- ショートケーキのサイズにカットして、個包装する
- 急速冷凍してから、箱詰めし、ビニールコーティングする
これはショートケーキタイプの場合だが、かなり省力化が進んでおり、ケーキロボットも導入されている。
最新鋭のケーキロボットの製造ラインでは、スポンジケーキを入れたら、あとはカットまで全部自動でOKだったりする。
冷凍ケーキ 工場の動画
タルトやスフレケーキ、ベイクドチーズケーキなど、様々な種類も、かなりの部分がロボットで作られている。
その分、モンブランなど、手作業が必要な種類のケーキ作りに人手が回されている。
冷凍ケーキ 通販
冷凍ケーキは、楽天市場・広告などの通販でも買うことができる。
ただ冷凍品なので送料が少し嵩んでしまうが。
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