生産量の多い油ランキング
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食品原材料や食品添加物で大きな割合を占めているのが、油や脂肪だ。
ただ食用油や脂肪にも色々あるし、健康作用も様々なので、まとめてみる。
まずは世界生産量の多い油だ。
生産量が多い油は値段が安くて、加工品に使われやすいので、食品に必ずと言って良いほど関わってくるし。
アレルギーやアトピーなどの対策として、リノール酸を多く含む油を避ける場合も、知識は必要だろう。
生産量の多い油
パーム油とは | アブラヤシの果肉 | 生産量世界第1位の植物油。
インスタント食品・スナック菓子によく使われる。
マーガリン、ショートニング、石鹸の材料。
パーム核油とは別。
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大豆油とは | 大豆 | 生産量世界第2位の油。
サラダ油や、マヨネーズなどの主成分。
天ぷら油としても使える。
油を絞ったカスは、脱脂大豆として醤油の原材料になったり、大豆レシチンを採ったり、動物のエサなどに使われる。
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菜種油・キャノーラ油とは | アブラナの種 | 生産量世界第3位の油。
アブラナの種から絞った油が菜種油。
有害なエルカ酸を含むモノもある。
エルカ酸が少ない改良種から採られたのがキャノーラ油だが、問題点もあるらしい。
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ひまわり油とは | ひまわりの種 | 生産量世界第4位の油。
ひまわりの種を圧搾して、溶剤を使って大量生産される。
高緯度栽培の種子ではリノール酸が多くなり、低緯度ではオレイン酸が多くなる。
もとは高リノール酸の油だったが、近年は、品種改良により、リノール酸が少ない油になっている。
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スーパーで、よく見かける油・油脂
サラダ油や天ぷら油など、大量に使われる油・油脂の一覧。
サラダ油や天ぷら油は、使い方から名前が来ているため、使われている油も様々だ。
また商品名もあったりして、結構ややこしい。
油を気にしているのであれば、原材料に使われている油を、必ず確認してから使うこと。
油脂名 | 原材料など | 情報 |
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サラダ油とは | 大豆油、コーン油、キャノーラ油(菜種油)、他 | サラダ油とは、サラダに使うために調合された油。
大豆油やコーン油がベースになっていることが多い。
熱に弱い油もあり、揚げ物に使えるかどうかは配合油の種類による。
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コーン油とは | トウモロコシの胚芽 | トウモロコシからコーンスターチ(でんぷん)を採った残りから抽出している油。
あくまでも廃物利用的な油。
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マーガリンとは | 大豆油、魚油、コーン油など | 油に水素添加してバターのように固めたモノ。
バターの代用品として開発された。
加工の段階で有害なトランス脂肪酸ができてしまうため、近年は健康に悪いと考えられている。
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サフラワー油とは | キク科の植物である紅花から採られた油。
つまり紅花油。
紅花はベニバナ色素などの色素の原料として使われる。
| リノール酸が多く含まれていて、アレルギーをひどくするのではないかと言うことで、近年は敬遠されている。
ただしリノール酸が少ないタイプの紅花油もある。
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白絞油(しらしめゆ)とは | 菜種油 | 菜種油を精製した油(商品名)。
黄色っぽい油で、天ぷら油として使われる油。
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ごま油とは | 白ごま | 白ごまを焙煎して絞った茶色い油。
揚げ物や天ぷら油として使われる。
焙煎しないで絞った白っぽいごま油は「太白油」とか「生搾りごま油」などという商品名で売られている。
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