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豚肉の部位 大雑把な特徴

更新日:

豚肉には、いろんな部位がある。

 

どの部位が、どういう料理向きなのか、スーパーではどういう料理用にパックされて売られているのか、大まかに知っておくと良いだろう。

 

まず豚肉は、表示上は、大きく分けて、「カタ」「カタロース」「ロース」「ヒレ」「バラ」「ソトモモ」「モモ」という7種類の表示で売られている。

 

それぞれ特徴がある部位だけれど、大まかに言うと、きめが粗い部位と、きめが細かい部位に別れる。

 

運動に関係ある部位(肩肉・外モモ肉)は、きめが粗くて赤身が多い。

 

きめが粗い赤身肉は硬いので、焼き豚(煮豚)煮込み料理に使われる。

 

もちろん硬い肉でも、薄切りにすれば生姜焼きにも使えるが、脂肪分が少ないと旨みも少ない。

 

そこで角切りで煮込み料理にするか、ミンチにして挽肉として利用することが多い。

 

一方、普段あまり運動しない部位の肉は、きめが細かく、肉は軟らかくなりやすい。

 

たとえば豚肉の部位で一番良いとされるのは、ロース肉ヒレ肉(ヘレ肉)だが、ここは脂肪分が少なく柔らかい部位だ。

 

柔らかい部位は、煮込んで柔らかくする必要が無いため、焼いたり油で揚げて食べる。

 

トンカツに使われるのはロースやヒレだが、分厚いまま揚げても食べられるのは、肉質が柔らかいせいだ。

 

またロースカツやヒレカツが、油で揚げていても脂っぽくないのは、肉自体の脂肪分が少ないからだ。

 


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豚肉の部位別カロリー

豚肉は、部位によって、柔らかさや旨みが違う。

 

大雑把に言うと、運動に使う筋肉は、きめが粗くて赤身が多く、硬い。

 

一方、運動に使わない筋肉は、きめが細かくて柔らかくなる。

 

柔らかさは、背肉に関しては、豚ヒレ>豚ロース>肩ロース>豚肩モモ肉に関しては、豚モモ(内モモ)>豚しんたま(大腿骨周り)>>外モモ(尻肉)で、肩肉やソトモモ肉は煮込み料理に向いている。

 

因みに、値段に関しては、当然、希少価値の高い部位の方が高くなる。

 

豚半頭(半丸セット)から取れる肉・部位の割合
  • 豚ヒレ 0.6kg (約2%)
  • 豚肩ロース 2.5kg (約10%)
  • 豚ロース 4.5kg (約18%)
  • 豚バラ 5.0kg (約20%)
  • 豚ウデ(肩肉) 5.0kg (約20%)…挽肉やコマ切れに使われる
  • 豚モモ(ソトモモ含む) 8.0kg (約32%)
これを見ると、ヒレ肉や肩ロースは高めになるし、ウデ肉やモモ肉は安い値段になるのも当然だ。

 

一方、カロリーに関しては次のようなランキングになる。

 

カロリーの少ない豚肉の部位ランキング(100g当たり)
  1. 豚ヒレ (112キロカロリー)
  2. 豚モモ (225キロカロリー)
  3. 肩・ウデ肉 (239キロカロリー)
  4. 肩ロース  (256キロカロリー/赤身だけだと151キロカロリー)
  5. 外モモ (268キロカロリー)
  6. 豚ロース  (291キロカロリー/赤身だけだと141キロカロリー)
  7. 豚バラ  (434キロカロリー)
ヒレ肉は、あまり運動しない筋肉で、脂身も付いていないのでカロリーは低い。

 

ロースも脂身を除くと、カロリーはヒレ肉に近くなる。

 

そして豚バラ肉は、三枚肉ともいうが、脂肪と肉が三つの層になってるだけあって、脂肪分が多く、ダントツにカロリーが高くなっている。

 


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