プリメイドカード置き場は、なぜ拡がっているのか。
更新日:
コンビニの売り場を見ると、最近の売れ筋商品が分かるという。
というのもコンビニというのは、狭いスペースでの商売を強いられている。
狭いスペースで、可能な限り、顧客が必要とする商品を多種扱おうとしている。
なのでコンビニで営業を続けるなら、儲からない商品を置く余裕はない。
儲からない商品はどんどん定番から外し、儲かる商品に置き換えようとする力が働く。
売れ筋商品を増やし、死に筋商品はドンドン定番から外す努力を、毎週のようにやっている。
そのため、コンビニの売り場には、売れ筋商品ばかりが並んでいるわけだ。
コンビニの売れ筋商品とは?
では今、何が売れ筋で、何が死に筋商品なのか。
2018年時点での売れ筋は、プリペイドカードらしい。
スマホが普及した近年は、プリペイドカードが一番の売れ筋らしい。
特に、Amazonだとか、Google Playだとか、AppleのiTunesカードがよく売れるらしい。
スマホというと、ケータイ料金と一緒に代金を支払うので、わざわざプリペイドカードなんて必要無いと思ったりもするが、子供や若い人は、わざわざ別にして使っているようだ。
子供はお小遣いをもらって、プリペイドカードを買って、それでスマホゲームをして遊ぶってことらしい。
広告
コンビニの死に筋商品とは?
一方、逆に死に筋になり始めているのが、雑誌類らしい。
近年は、コンビニで雑誌を立ち読みすることも出来なくなった。
かつてコンビニは、雑誌の立ち読みを一つの集客方法として許してきたが、最近は立ち読みできないように、一冊ごとに紐をかけたりしている。
逆に、定額で雑誌読み放題のサービスも増えた。
Yahoo!のプライム会員だったり、Amazonのプライム会員であると、週刊誌や月刊誌、ファッション雑誌やゴルフ雑誌などを、スマホやパソコンで好きなだけ読むことが出来る。
となると、わざわざコンビニまで出かけて雑誌を読むという行為自体、しなくて済む。
部屋の中で寝転がって、スマホやタブレット端末で、雑誌を見れば良いわけだし。
そういうわけで、近年のコンビニでは、雑誌のコーナーのフェイスがドンドン狭くなって、代わりに儲かるプリペイドカードのコーナーが拡がっているらしい。
雑誌の棚を一つ撤去して、そこにプリペイドカードの棚を代わりに置いているわけだね。