このページの目次
バターの賞味期限は、2週間
更新日:
バターも、扱いを覚えておくべき食品だ。
近年、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸が身体に悪いことが分かり、トランス脂肪酸があまり含まれていないバターの人気が高まっている。
が、バターもマーガリンも、油であることは同じだ。
同じ油である以上、空気や紫外線によって、酸化して傷む。
そのため、すぐに使わない分は、出来るだけ空気に触れないようにして、冷蔵庫や冷凍庫で保存しないといけない。
バターは硬いので、常温保存しておきたいところだが、常温だと溶けすぎて酸化が進む。
固形だと外側だけしか空気に触れないので、表面だけ酸化する。
しかしバターが溶けて液体化すると、酸素に触れやすくなって酸化が進むし、油分と他の成分が分離するので、風味も飛ぶし傷みやすくなる。
またバターナイフもキレイにしておかないと、パンくずがバターの容器に入って、カビの原因になったりする。
広告
バターの保存方法とは
バターの賞味期限は、開封してからおよそ二週間で、開封後は冷凍庫に入れても同じだと言う。
バターは、未開封だと半年くらい持つが、開封すると風味が飛ぶと、空気に触れると酸化が始まる。
バターは、2~3日で使う分くらいに小分けしてラップに包み、冷凍庫に入れておくのが良い。
冷凍庫に入れる理由は「バターは臭いが移りやすいから」で、冷蔵室だと冷蔵庫にある食品の臭いが付いてしまうからだ。
バターを放置すると、より黄色くなるが、これは水分が抜けて濃くなったせい。
因みに、酸化した油は身体に良くないことが分かっているので、最悪でも、開封後1ヶ月以内に消費すべきだろう。
バターの取り扱い方 まとめ
- バターの賞味期限は、開封後、およそ2週間。
- バターは酸化しやすいので、小分けにして、空気に触れないようにラップに包んで保存。
- バターは臭いを吸着しやすいので、冷蔵室より冷凍庫で保存。
お得だからと言って、ドデカいバターを通販でまとめ買いするのもダメっぽいね。
それなら通常サイズのバターを買って、冷凍庫で保存した方が良いかも。