安売り商品 食品添加物と農薬の基礎知識記事一覧

スーパーに並んでいる商品と、百貨店に並んでいる商品は、品質がかなり異なる。メーカー品の品質は同じでも、生鮮食品(肉・野菜・魚)は全然違う。というのも百貨店の場合は、品質重視の傾向があるが、スーパーの場合は逆に、安さを重視するからだ。なので安売り商品を見たら、どういう商品であるのか、お客さん自身がパッケージを確認して、買うかどうかを決めないといけない。というのも日本の食品というのは、混ぜ物や水増し、...

ハムやソーセージ、ベーコンと言えば、原料として思い浮かぶのは豚肉だろう。というのも豚肉を保存するために、編み出された加工方法が、ハム、ソーセージ、ベーコンだから、豚肉から作るものだと思うのも当然だ。では、どういう風に作るかというと、ハムは豚肉の塊を塩漬けにして、そのあと燻製にして火を入れる。火を入れずに熟成させたのが、生ハムと呼ばれるモノだ。上等なハムは豚の足を使うが、肩肉やロース肉などでも作る。...

以前、中国野菜が「毒菜」で、農薬まみれだと問題になった。中国から輸入している落花生、ニンニク、ネギ、ほうれん草(冷凍野菜)に、日本の基準値以上の残留農薬があり、それで大騒ぎになったりした。さらに中国で製造された餃子に、農薬が混入されていて、食べた人が食中毒を起こし、中国の農産物や食品は、危険だという認識が日本で広まった。ところが実は、日本の農産物も、農薬まみれだという。日本の残留農薬基準をパスして...

日本農業は農薬や、化学肥料を過剰使用している。そのため、土壌は硬くなり、生態系が大きく狂っている。というのも殺虫剤を大量に撒けば、確かに目の前の害虫は殺せるが、その害虫のために繁殖出来なかった、別の害虫が大繁殖したりする。また殺虫剤に耐性ができた、強い害虫もだんだん出てくる。これは除草剤でも同じ事で、特定の除草剤で取り除いた雑草の替わりに、別の雑草が大発生してしまう。そのため別の除草剤を使うのだが...

アメリカの市民団体やアメリカ農務省は、定期的に残留農薬調査を行っている。その結果から、農薬の使用量が多い野菜と少ない野菜のリストが明らかにされている。これを見ると農薬使用量が多い作物からは、数十種類の農薬や化学物質が検出されているわけだな。ただし数十種類の農薬が検出といっても、農薬の選択肢が多いと言うだけで、スーパーに並んでいる野菜や果物のそれぞれに数十種類の農薬が使われているワケではないが。残留...

スーパーで売っている野菜は、大なり小なり農薬が使われている。キレイな野菜を安く作るには、農薬がなくてはならない。また果物の見栄えを良くするために、ワックスをわざわざ塗る場合もある。スーパーでは、形や長さが揃ったキレイな野菜でないと売れないので、どうしても農薬過多になってしまうのだ。そういうこともあって日本の農薬使用量は、世界一レベルの大量使用になっている。平均的な使用量の5倍や10倍は当たり前で、...

野菜や果物に残る残留農薬の多くは、殺虫剤や殺菌剤だ。野菜には様々な虫がつくため、それを防いだり繁殖を防ぐため、様々な農薬が使われるのだ。ほうれん草などの葉物野菜の場合は、アブラムシ、蛾の幼虫、ハムシ、ハモグリバエ、などといった害虫がつく。葉っぱをそのまま食べる野菜の場合、虫に食われたら商品価値がなくなり、スーパーには出荷出来ないため、これを除去する目的で農薬が使われる。ダイコンなどの根菜でも、葉っ...

日本のスーパーで売っている野菜は、残留農薬が必ずある。というのも野菜を作るには、農薬なしでは考えられないからだ。ただし日本は、世界有数の、農薬使用大国であって、過剰なくらいの農薬が使われている。この背景には、スーパーでは、形が良いもの、色が良いもの、大きさが揃ったモノしか売れないからだ。長さや太さ、大きさがバラバラな野菜は、定番商品としては並ばず、特売用に出てくるくらいだろう。こういうキレイな野菜...